園での生活を見てみよう!

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園長だより「1学期もあと〇日」

昨日でクラスの個人懇談が終わりました。

個人懇談は子どもの成長を担任と保護者が分かち合い喜び合い、次のもう一歩に向けて、どのように園と家庭でサポートしていけばいいのかを伝えあう大切な時間です。

4月から毎日登園することで、様々なことが習慣づき、日々の積み重ねや友だちとの関り等がが成長を後押ししていきます。

でもみんな同じタイミングで同じように成長するわけではありませんし、後退してしまったり、進んだのに止まっていたり・・・みたいなことを繰り返しながら大きくなっていきます。

毎日見ているとなかなか見えなかったりしますが、みんな集団生活の中でたくさんのことを吸収しています。

家庭での姿と、集団での姿が全く違う子もいれば、「想像つきます"(-""-)"・・」と、家庭での姿と集団での姿が同じ子もいます。でも、どの姿も全部その子の紛れもない姿です。たくさんの姿をこれからも発見していきたいです!!

 

たまに「両親ともに働いているから、子どもには寂しい思いをさせているのでなんでも聞いてあげるようにしています」との話を聞きます。

この「なんでも聞いてあげる!」はかなり危険で、子どもを王様・お姫様にしてしまいがちです。

裏を返せば、子どもの言いなりになっていることになります。

王様・お姫様になってしまうと子どもは周りの子どもの痛みや悲しみ、苦しみを理解しない自己中心的な行動をしたり、我慢ができずにわがままな態度になりやすい場合があります。

子どもにはしてはいけないことやしなければならないことをしっかり子育ての中で伝えていくことが大切です!可愛い我が子ですが、ダメなものは、ダメとはっきり伝えることは大切な躾です。ここをお忘れなく!

 

また、子育ての中で手をかけるタイミングをどこで止めるか!!この見極めが大事だと思います。

無意識な中で、つい靴や服を着させていたり、口に食事を運んだりしていませんか??

まだまだ難しいだろう。と親が決めてしまうと子どもはいつまでも自分一人ではできませんし、やろうともしません。やる気スイッチも存在しなくなってしまいます。

どうぞ、自分の力でできることは、やらせてあげてください。そして、できた時には大いに喜び、ほめてあげて自分はできるんだ!出来るようになった喜びをたくさん経験させてあげてください。

早いもので、あと4日ほどで1学期が終わり、長い長い夏休みが始まります。

夏休みといえど、この1学期間積み上げてきたことを忘れず、できれば継続して2学期を迎えてほしいと思います。