雲雀丘学園では、10月1日には2つの意味があります。
一つは創立記念日、今年で75歳を迎えます。
もう一つの意味は、「親孝行の日」、学園全体で取り組んでいます。
学園の初代理事長となった鳥井信治郎氏は、「親子の情愛を感じながら育った子どもは、思いやりや感謝の気持ちが自然と育まれ、困難に負けないたくましさも養われます」との見解から「親孝行の人はどんなことでも立派にできます」と説きました。
幼児期(3歳~5歳)の子どもたちに、「親孝行」という言葉は難しいので、それぞれの学年に合わせた話し方をします。
子どもたちにとって一番身近な存在のご家族に対する「想い」ですので、普通のことよりかは理解しやすいように思います。
いつも色々なことをしてくれる大好きなご家族に「ありがとう」を伝え、喜ぶことをしてあげよう(*'▽')と、子どもたちは、やる気満々です。
ついつい毎日の慌ただしさに、いろんなことが当たり前になりがちです。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみると、決して当たり前ではないことばかり。
そんな当たり前でない日常に感謝することは、とても大事な機会です。
普段はなかなか口にできない感謝の気持ちを、子どもたちなりに形にしました。
‘‘誰かのために何かしたい‘‘という心の芽生えを、是非受け取っていただければと思います。
10月1日、子どもたちが一生懸命考えた‘‘お手伝い‘‘や‘‘ありがとうの気持ち‘‘。ご家族で、ぜひ受け取っていただき、親子の温かい時間を過ごしていただければ嬉しいです。
また、どんな一日を過ごされたのか、教えてくださいね。