式 辞
ほし組・にじ組・ゆき組の85名の皆さん、今日はご卒園おめでとうございます。
今日まで一緒に過ごしてきた85名のお友だちが一緒に集まるのは、今日が最後になってしまいました。今、一人ひとりが色々な思い出をもっていることと思います。
今日は、皆さんの卒園をお祝いして、たくさんのお客さまがおいで下さいました。
お礼の言葉の「ありがとうございます。」をみんなで声をそろえて 大きな声で言いましょう!
(ありがとうございます。(礼))
さて、皆さん、皆さんは今、素晴らしい態度で卒園証書を受け取ることが出来ました。その受け取る態度を見ていて、「もう立派な小学校1年生になれる」ということがはっきりと分かります。
小学校では、雲雀丘学園幼稚園の卒園生として“
あかるく やさしく たくましい”子どもとしてたくさんのお友だちをつくり、たくさんのことを学び、いろいろなことに挑戦して元気に、力一杯頑張って下さい。
ところで、皆さんと接していますと≪素直で、やさしくて、うれしいことを身体一杯で表現できる子どもたちだなあー≫と思います。それに、とっても≪あいさつが上手≫でした。【挨拶】は夢や希望をかなえる始まりと私は思います。これからも、相手の目をしっかりと見て挨拶することを心掛けましょう。どうぞ皆さん、雲雀丘学園で学んだことに“自信と勇気”を持って、これからも健康に気をつけて、お友だちと仲良く、素直で明るい心を持ちそれぞれの小学校へ行っても元気に活躍して下さい。
改めまして保護者の皆様、本日はお子様のご卒園 誠に御目出とう御座います。
幼児教育の分野では、幼稚園は“子どもが初めて出会う学校”と言われます。保護者の皆様にとって<初めての集団生活、初めての先生・初めてのお友だち等々と上手に我が子はやっていけるかなあー>と不安な気持ちがわくわく感よりも強かったことと思います。確かに、入園当初は泣き叫んだり、おもちゃの取り合いで喧嘩したり、自分の思いがお友だちに伝わらなくて我慢してナーバスになったり・・・しかし、いろいろなことを学んで子ども達はこんなにも大きく・立派に育ちました。これも本人の努力プラスご家庭のサポートがあってこそのことと考えます。教育は何事にも時間がかかるものです。子育ても全く同じだと思います。これからも、子どもに喜ばされたり反対に心配をかけられたりの連続だろうと思います。親にとって我慢強さを求められることも多々あると思います。しかし、苦労のあとの達成感は何事にも代えがたいものがあることは【真実】です。
どうぞ、【あかるく やさしく たくましい お子様】、そして<素敵な>ご家庭をお築き下さい。
入園から本日まで多岐に亘り、ご理解・ご協力頂きましたことに感謝申し上げ、卒園されるお子様の健やかな成長、そしてご家庭の皆様のご健康を祈念し、平成24年度雲雀丘学園幼稚園の園長式辞とさせて頂きます。
ご卒園 おめでとうございました。
雲雀丘学園幼稚園長 玉井英夫